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「ジャッカル」とボク、デジロックとの邂逅 [音楽]

 「ブルース・ウィリス×リチャード・ギア」

この煽りで映画「ジャッカル」を見た人はどれくらいいるのだろうか。

1997年のこのサスペンスアクション映画は名作「ジャッカルの日」のリメークという情報が先行して相当の期待感を寄せられいた。
現代的な内容に改変するにあたってインスパイア程度に落ち着いてるという情報も流れていたが、俳優陣を見るだけで「いかにも楽しげな娯楽作」になると予想されていた。

が、「ズラ・ブルース」の登場に落胆した人が続出して、作品の評価がガタ落ち。
ブルースの「ハドソン・ホーク」と並び「見かけ倒しガッカリ作品」の烙印が押されてしまった。

今見直すと大味な作りながら娯楽性を損なわない無難なアクション大作に仕上がってたし、若き日のジャック・ブラックが文字どおりブッ飛んだ演技を見せてくれてるのでおススメの一品なのだ。


さて、レンタルビデオ店に勤めるほど映画が好きだったボクだが、この「ジャッカル」は「映画」そのものより「サントラ」に興味を持った。

「FATBOY SLIM」を筆頭に、「PRODIGY」「MASSIVI ATTACK」「PRIMAL SCREAM」の名が連なり、「MOBY」「GOLDIE」も参加している。

これらのアーティストの曲を当時どのような経緯で聴き始めたのかは現在調査中である。
保管してある雑誌やその他のサントラ、楽曲のリリース順などを記憶と突き合せればおのずと流れが把握できるだろう。

それより大事なのはこの「ジャッカル」が映画としてよりサントラとして自分に与えた影響力だ。


音楽好きではあったが、音楽歴としては多少特殊な歩みをしてきたと思うゆえ、当時「デジロック」系のアーティストとの出会いを広げてくれた、いわば恩人である。


映画と音楽を追いかけていくと、その両者は密接に絡み合っていることがわかる。

単なるオムニバスと侮るなかれ。

そこには深淵なる「映画の魂」が宿っているのだ。








タグ:映画
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